注目の企画展が目白押し!!

今年も芸術の秋がやってきました。食べ歩きや紅葉、スポーツもいいですが、たまには芸術の秋も満喫しませんか?

2018年10月以降に開催される企画展を紹介していきます。お時間がある時にぜひ、足を運んでみてください。

1、マルセル・デュシャンと日本美術

デュシャンと言えば男子用小便器に名前を書いて物議をかましたことで有名ですが、そのデュシャンと日本美術を考える企画展になっています。日本アートの良さを新しく発見できるかもしれませんね。


「泉」 写真:アルフレッド・スティーグリッツ

期間:2018年10月2日(火)~12月9日(日)
会場:東京国立博物館
住所:東京都台東区上野公園13−9
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2、フェルメール展

”オランダの光の巨匠”で知られるフェルメール。彼の作品の「真珠の耳飾りの少女」はどこかでは目にしたことがあるのではないでしょうか。フェルメールの作品で現存しているのはわずか35点しかなく、そのうちの9点がこの企画展で展示されフェルメールの魅力に触れることができます。


ヨハネス・フェルメール 『牛乳を注ぐ女』 1657-58年頃

期間:2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)
会場:上野の森美術館
住所:東京都台東区上野公園1-2
【イベント情報】

3、ルーベンス展 ─ バロックの誕生

ルーベンスって知っていますか?あまり聞きなれない名前かもしれませんが、日本ではアニメ『フランダースの犬』で、主人公ネロと愛犬パトラッシュが亡くなった教会に飾られている絵画がルーベンスの作品なんです。ルーベンスや16世紀以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品を知ることできます。

ピーテル・パウル・ルーベンス 「キリストの昇架」 1610年

期間:2018年10月16日(火)〜2019年1月20日(日)
会場:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
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4、全員巨匠!フィリップス・コレクション展

アメリカのワシントンD・Cにある美術館の、フィリップス・コレクション。そのコレクションが集まる「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」が三菱一号館美術館で開催されます。この企画展では、ピカソ、モネ、ゴッホなどの近代美術コレクションで構成されています。アートに詳しくない人でも聞いたことのあるアーティストの作品ばかりの企画展です。


ポール・ゴーギャン 1889年 「ハムのある静物」

期間:2018年10月17日(水)〜2019年2月11日(月)
会場:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2丁目6−2
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5、ムンク展―共鳴する魂の叫び

エドヴァルド・ムンクの「叫び」が日本にやってきます。現在、ACジャパンのテレビCMにも使われるぐらい認知度が高い「叫び」を見るチャンスです。もちろんそれ以外にも、風景画や晩年の作品まで、約100点が展示されますので、「叫び」以外のムンクもぜひこの機会に知ってください。


エドヴァルド・ムンク 『叫び』1910年

期間:2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8−36
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まとめ

1度は見たこと、聞いたことがあるアーティストの企画展が多いので、比較的アートに詳しくない人でも気軽に行きやすいと思いますのでぜひ、足を運んで芸術の秋を満喫してください。